みなさんこんにちは。azuです。
f-range 主催のガチャっ子射撃会でやる競技のひとつ、トリプルトラップについて、ルールや練習会・大会での動き方などを解説したいと思います。
トリプルトラップとは
国内で唯一3連射が認められているクレー競技で、トラップ射面で行います。
トラップがベースとなっており、射手は射台に立ちコールするとクレーが放出されます。
ただし普通のトラップとは違い、トリプルトラップでは一度のコールで3枚のクレーが 右・真ん中・左 の順に放出されます。
射手は自分の銃に3発弾を装填(薬室1発+弾倉2発)し、この3枚のクレーに各1発ずつ発射して割っていく競技となります。
1ラウンドで飛ばすクレーの数は30枚です。
クレーは1番射台から順に5番射台まで放出され、これを2周繰り返します。
トリプルトラップの種類
5mセンターや10mフロントなど射手の立ち位置によっていくつかの種類があります。
5m、10mは5m射台、10m射台を表しており、5mの場合は5m射台から、10mの場合は10m射台から撃ちます。
また、フロントの場合はクレーの放出機と同じ番号の射台(射手の正面=フロント)から、センターの場合は全て3番射台(5つある射台の中央(3番)=センター)からの射撃となります。
5mフロント トリプルトラップ
まず、最も一般的な 5mフロントトリプルトラップについて解説します。
その名の通り、5mの射台から撃ちます。クレーは自分の立っている正面の放出機からでます。
- 1番手の人は1番の5m射台に入り、弾を装填して構えます
◆ この時、次の射手である2番手の人は、10mの射台で待機します
◆ 、プーラーさんから射手が見えるように、待機する人は10m射台から出て少し左側に立つようにしてください - コールするとクレーが右・真ん中・左の順に出るので順に撃ちます
◆ うしろのマイクで声を拾っていますので、 コールしましょう - 撃ち終わったら薬室の中に残弾が無い事を確認して、射台から右回りに出て15mのラインまで戻ります
- 2番手の人が1番の5m射台に入り… を同じ射群の最後の人まで繰り返します
全員が1番射台で撃ち終えたら、次は2番射台で同じように全員が順番に撃ちます。
これを5番射台まで繰り返し、1〜5番射台まで撃ち終わったら、1番射台に戻りもう1セット行います。
10mフロントの場合は、射手は10mの射台から撃ちます(次の人は15mで待機)。
動きは5mの時と全く同じです。
5mセンター トリプルトラップ
全員、全て5mの 3番射台から撃ちます。
クレーは1番射台〜5番射台まで順に放出を2セット繰り返します。
- 1番手の人は3番の5m射台に入り、弾を装填して構えます
◆ この時2番手の人は、10mの3番射台の左側で待機します(プーラーさんから射手が見えるようにしてください) - コールすると1番射台の放出機からクレーが右・真ん中・左の順に出るので順に撃ちます
- 撃ち終わったら射台から出て15mのラインまで戻ります
- 2番手の人が3番の5m射台に入り…を同じ射群の最後の人まで繰り返します
全員が1番射台から出るクレーを撃ち終えたら再び1番手の人が3番の5m射台に入ります。
次は2番の放出機からクレーが出ます。これを1〜5番の放出機まで繰り返し、2セット行います。
センターはずっと3番射台から撃つので、毎回かなり違った角度のクレーを撃つのを楽しめます。
10mセンターの場合は、射手は10mの射台から撃ちます(次の人は15mで待機)。
射手の動きは5mセンターの時と全く同じですが、5mフロントと比べると同じトリプルトラップでもかなり難しいです……。
◆ 排莢不良などで撃てなかった場合
ー 練習会・・・撃てなかったクレーから撃ち直しができます
→7/17(土)と10/30(土) はこちらが適用
ー 大会・・・撃てなかったクレーの クレーから撃ち直しができます
→9/18(土) はこちらが適用
今回はトリプルトラップのルールについて解説をしました。
トリプルトラップをやったことがないけれどやってみたい!というそこのアナタ、是非、f-rangeの主催するガチャっ子練習会や大会にご参加ください。
ルールや動きについてはスタッフが射場にてきちんと説明しますので、トリプルが初めての方でも大丈夫です。
また、個別での射撃同行サービスでも、トリプルトラップはいつでも体験できますので、まずは個人練習からという方も気軽にお問合せください。
一緒にトリプルトラップを楽しみましょう!
azu
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