みなさん、こんにちは。azuです。
今回は前回に続き、ガチャっ子射撃会で実施するダブルトラップについてクレーの飛び方、射手の動きについて解説します。
ダブルトラップには様々なセットやルールが存在しますので、あくまでもガチャっ子射撃会で運用されるルールについて解説しています。
トリプルトラップについての解説はコチラ → ブログ:ガチャっ子射撃会 トリプルトラップってどういう競技?
ダブルトラップとは
ダブルトラップもトリプルトラップと同様にトラップ射面で行う競技です。
トラップがベースとなっており、基本的な動きはトラップと同じです。
ただし、ダブルトラップではトラップと違い一度のコールで2枚のクレーが放出されます。
射手は自分の銃に2発弾を装填し、この2枚のクレーを割っていく競技となります。
1ラウンドで飛ばすクレーの数は、大会や練習会ごとに異なります。
1番〜5番の各射台1周を1セット(クレー 10 枚) として、何セットするかにより 20 枚~ 50 枚と決まります。
また、射手が立つ射台の位置も練習会や大会により、 5m, 10m, 15m と様々です。
f-range の主催するガチャっ子射撃会では、ダブルトラップは 40 枚のことが多いです。
クレーの飛び方
ダブルトラップでは、コールをすると2枚のクレーが順に放出機から射出されます。
この時1枚目のクレーは必ずストレートが出ます。
2枚目は右もしくは左のクレーが出ます。
クレーが1枚割れるごとに1点となります。
ルール上、同じクレーに二の矢を撃っても問題ありません(二の矢で割れても1点)。
射手の動き方
基本的にトラップと同じです。
射手は1〜5番までの射台を順に移動しながら射撃を行います。
- 射台に入ります
- 前の人が射撃をしたら弾を2発装填し構えます
◆一番初めに撃つ人は審判の、射撃開始の合図を聞いてから構えます - コールをするとクレーがストレート → 右or左の順に放出されるので順に撃ちます
◆同じクレーに二の矢を撃ってもルール上問題はありません - 撃ち終わったら薬室の中に残弾が無い事を確認します
◆射台を移動する際、必ず脱砲してください - 次の順番の人が射撃をし終わったら射台から出て、次の射台の横までいって待ちます
- さらに次の人が射撃をし終わると、自分の次の順番の人が射台から出るので次の射台に入ります(1.に戻って繰り替えす)
これを1〜5番までの各射台で行い、1周するのが1セットとなります
◆5番射台で撃ち終わったあとは、脱砲していることを確認し、右回りで射台からでて、後ろの通路を通って1番射台まで移動します
◆2番射台で撃ち終わったあとに3番射台の横で待機する際は、プーラーさんの視界を遮らないように気をつけてください
今回はダブルトラップのクレーの出方や、動き方について解説しました。ダブルトラップもトリプルトラップと同様、ガチャっ子射撃会で楽しんでいただけます。トラップやスキートも楽しいですが、是非、ダブルトラップにも挑戦してみませんか?
ガチャっ子射撃会でお待ちしています!
もちろん、個別での射撃同行サービスでも、ダブルトラップの練習はできます。
気になるという方はお気軽にお問合せください。
azu
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